人類学カフェでは毎回テーマを決めてみんなでわいわい興味の赴くままに、真剣に雑談(!?)しています。今回のテーマは「ダンス公演『愛のレッスン』とはなんだったのか?」でしたが、最後に「舞台とは?」という話に流れて行きました。みなさんは「舞台」にどんなイメージをお持ちでしょうか?
僕の場合、演劇とかダンスの公演を観に行くと、なんとなくいたたまれなくなってきます。映画なんかと違って、生身の役者が大仰な台詞まわしや動きをしているのに没入できないのかもしれません。でも、たまに映像ではありえない、その場でしか味わうことのできない何かを感じる瞬間があります。日常では思いもつかない発想が生まれたりします。そんなときは観客として僕も舞台に参加しているのかもしれませんね。
私たちの生活に舞台という非日常が身近になったらどうなるのでしょうか。もっと日常が楽しくなったりするのかもしれません。
豊平豪 2015年3月
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