とつとつケチャ2019.01.01 05:25 砂連尾さんが、ケチャをすると言う。ケチャはバリ島のダンスだ。ぼくが昔、夜学の学生だった頃、宗教学の授業でケチャの話を聞いた。バリ島の儀礼で、踊りの中、男たちが「チャ、チャ、チャ」と繰りかえす。その声が幾重にも重なり、16ビートのリズムを刻む。16ビートというのは、ふつうには人間...
腹から出す声2018.12.01 05:20 11月のとつとつの課題は、喉ではなく腹から声を出すことでした。言葉ではなく声で気持ちを伝えようと試みます。なかなか上手くできません。「なんか、詰まった感じがして声が出ない」「大きな声を出しても、腹から出ていない」のです。私たちは言葉で気持ちを伝えようとします。言葉の意味は複雑多...
いつもと違う話し方2018.11.01 05:17 10月のとつとつ、砂連尾さんの提案は、いつもと違う話し方でした。目を合わさずに話す、動物語で話す、声を変えて話す。このうち、目を合わさずに話すということから考えてみます。この課題、実は電話では当たり前のことなんです。最近のスマホではお互いの顔をディスプレイで見ながら話すこともで...
その人の心になって声を出す2018.10.01 05:16 とつとつダンスワークショップでは、明確なことばでテーマが説明されることはない。だから、慣れていない参加者は、とても戸惑ってしまう。じぶんがする事の意味がわからないからだ。こういうことは大人の最も苦手とすることだし、許せないとさえ思うことがあるだろう。でも、とつとつでは、とりあえ...
見ると見える2018.07.01 04:56 6月のとつとつの課題は、「5分間じっと相手を見つめて、そこから、どんな色や模様が浮かび上がってくるか?」でした。はじめは不慣れな緊張感に襲われてしまいます。見ていること以外に、なにが浮かび上がってくというのでしょうか。それでもワークの後には、いろんな意見や感想が出てきました。本...
同じ言動を繰り返す方との関わり2018.06.01 06:06 5月のとつとつダンスには、多くのスタッフが参加してくれました。みんなでテーマを考えて、タイトルの内容に決めたのです。ことばによるコミュニケーションに不自由が生じてくると、ある人は同じ言動を繰り返して、その場から逃れようとします。相手の了解を得ながらケアをしようとするとき、これで...
包帯を巻くダンス2018.02.01 08:12 ぼくの母親は陸軍看護婦でした。幼い頃、ナイチンゲールが傷ついた子犬に包帯を巻いてあげる絵本を読んで、看護婦になると決心したのです。 包帯は医療看護の象徴ともいえます。1月の砂連尾さんのダンスワークショップで、包帯を巻いてあげる人が「気持ちよく」巻くという課題が出されました。いつ...
言われてもできない2017.11.01 08:1010月のとつとつダンスワークショップは、ある動作を相手に見せないで、ことばだけで説明してやってもらうという課題に取り組みました。ほんの数秒の動きなのですが、見ていない人にことばで説明しようとすると大変です。まず右足を左の方に蹴るようにしてと言われても、どれくらいの力加減なのか、足...
踊る言葉2017.10.01 08:18 どんなものでもいいから、思いつく言葉を言ってみてくだい。そして、その言葉を違う声で30種類言ってみましょう。9月のとつとつダンスは、この課題に取り組みました。 ぼくの場合は「豆腐」でした。ちょっと考えて、豆腐という言葉が使われそうな場面を、あれこれ想像します。大好きな豆腐を食べ...
会話の楽しみ2017.09.01 08:08 ひょんなご縁があって、刑務所の見学に行ってきました。浴室の入り口に「交談禁止」と張り紙がありました。入浴中に人と話してはならないと言う規則です。刑務所内で受刑者同士が挨拶することも禁止されています。厳しい規則です。 さて、8月のとつとつダンスワークショップでは「話は通じないけ...
アイスクリームを描く2017.08.01 08:07 暑い日が続いていますが、夏の楽しみの一つに、冷たくて甘いアイスクリームがあります。7月の「とつとつダンスワークショップ」では、手を使わずに絵を描くという課題に取り組みました。お母さんと一緒に参加してくれた可愛い女の子に、砂連尾さんが「何を描いてほしい」とたずねます。もじもじしな...
足跡ダンス2017.06.01 08:06 6月のとつとつダンスWSは、参加者の靴をフロアのあちこちに置いて、それと踊ってみる内容でした。きちんと並べられた靴もあれば、重なるように置かれたもの、片方の靴がとんでもないところに置かれたものなど、それぞれの思いがフロアから立ち上がってきます。脱ぎ置かれた靴から、それを履いてい...