4月20日は、ダンスワークショップと勉強会を統合して行いました。砂連尾さんから出される課題にそって自分の身体を動かして相手の身体と交流するダンスワークショップ、今回は「相手にふれないで、さわってみる」というものでした。自分の手のひらを相手の身体にそっと近づけて、相手の身体にふれる手前で得られる感触を確認する。物理的には接触していなくても、何かが自分と相手の身体の間にあることが感じられます。目には見えない接触の感覚について、参加者が感想や意見を話し合うことで、さわられる側の人にとっても同じようなことが起こっていることがわかりました。
最後の15分間は、ダンスワークショップで感じたこと、考えたことを文章にしました。文章を書くことは、体験を共有していない人にも伝わるように自分の経験を論理的にまとめなおす作業です。
ダンスと対話の後で、文章を書くという統合ワークショップは、新しい学びの扉を開けるでしょう。
西川勝 2012年5月
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