踊る言葉

どんなものでもいいから、思いつく言葉を言ってみてくだい。そして、その言葉を違う声で30種類言ってみましょう。9月のとつとつダンスは、この課題に取り組みました。

ぼくの場合は「豆腐」でした。ちょっと考えて、豆腐という言葉が使われそうな場面を、あれこれ想像します。大好きな豆腐を食べたとき、豆腐とはわからない料理を食べたとき、空飛ぶ豆腐に驚いたときなどなど。実際に豆腐は日々の暮らしで多様な姿で現れます。空想の世界まで含めると豆腐との出会い方は無限です。

面白かったのは、想像した場面によって豆腐と言うぼくの表情や身振りが変化したことです。辞書に載っている乾いた文字とは違う踊る言葉を知りました。

西川勝 2017年10年

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