10月のとつとつ、砂連尾さんの提案は、いつもと違う話し方でした。目を合わさずに話す、動物語で話す、声を変えて話す。このうち、目を合わさずに話すということから考えてみます。この課題、実は電話では当たり前のことなんです。最近のスマホではお互いの顔をディスプレイで見ながら話すこともできるけれど、思ったほど普及していませんね。19世紀の中頃から電話が人類社会に登場して、今では携帯電話を全世界の二人に一人がもっています。姿を見ずに話すことは珍しいことではないのです。でも、実際にそばにいる人と目を合わさずに話すと、ぎこちなくなるのは何故なんでしょう。相手の体から伝わってくる気配のようなものが、どうしても気になるんですね。これに反応しているのは耳や目ではなくて自分の体全体なんです。ダンスワークショップでは、いつもは気にしていない「からだ」のコミュニケーションを見つけることができます。一度のぞきに来てください。
西川勝 2018年11月
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